不動産会社の選び方

大東建設の賃貸アパートの特徴とは?

アパートを購入した後に心配になるのは、空室ができてしまって収入が下がってしまうことですよね。

家賃収入はアパートが満室になった時が上限となってしまいます。

逆に空室ができてしまえば機会損失が発生して収入は下がってしまいます。

オーナーにとっては1戸でも空室が出てしまうことは死活問題になります。

よってアパートの空室を減らすために、アパートの管理実績が多い会社に管理を委託するという考え方もあります。

アパート経営を行うにあたり、大手の不動産管理会社が提供するアパートであれば、安定したアパート経営を実現しやすいでしょう。

今回は投資用アパートを提供する会社である大東建託の賃貸物件について解説します。

大東建託はアパートを建設するだけでなく、建設後のアパートをオーナーから借り上げて管理を代行するサービスも行っているアパート経営業界における代表的な企業。

賃貸住宅の管理会社としては業界トップです。

アパート経営で名前が知られたブランドの物件を検討することは、これからアパート経営を始める方にとって興味の湧くテーマでしょう。

大東建託の物件の特徴についてまとめましたので、入居者の視点から大東建託の物件を検討する時の参考にしてください!

管理戸数No1を誇る大東建託

国土交通省の調査によると、2015年における賃貸住宅の管理戸数は約549万戸。
これに対し大東建託の賃貸住宅の管理戸数は2018年に103万6,640戸を締めており、業界1位とのこと。

数が多いということは、それだけ多くの利用者の支持を集めているものと考えられます。

大東建託以外にどのような会社がランキングに上がっているのでしょうか?

参考までに賃貸住宅の管理を行なっている企業の管理戸数が多い上位10社を以下に挙げます。

【2018年 管理戸数ランキング952社 上位10社】

順位 会社名 管理戸数
1 大東建託グループ 103万6,640戸
2 積水ハウスグループ 60万7,000戸
3 レオパレス21 57万7,672戸
4 大和リビング 53万5,661戸
5 スターツグループ 52万3,787戸
6 東建コーポレーション 22万6,016戸
7 ハウスメイトグループ 21万7,369戸
8 ミニテック 18万1,000戸
9 ビレッジハウス・マネジメント 59万7,001戸
10 旭化成不動産レジデンス 58万8,142戸

(出典:週刊『全国賃貸住宅新聞』(株式会社全国賃貸住宅新聞社発行、ただしリンク先は大東建託のニュースリリースによる))

街の不動産屋の店頭でもよく聞く名前の会社名が並んでいますね。

その中でも1位に位置している大東建託のアパートは賃貸住宅市場において多くの供給数を誇り、利用者からの支持も集めています。

大手ならではの実績に裏付けされた安心できる不動産管理会社と言えるのではないでしょうか。

大東建託のアパートの特徴は?

物件の建築を行うだけでなく、アパート建築後の運営管理も代行して行う企業です。

一般ユーザー向けには「いい部屋ネット」というサービス名で賃貸物件の情報検索サービスも提供しています。

アパート経営を考える方にとっては、「提供するアパート建物の特長」と「管理方法の特徴」が気になるのではないでしょうか。
以下で

  • 建物の特徴
  • 管理方法の特徴

について説明します。

建物の特徴

建物の構造は2×4(ツーバイフォー)を中心として、木造軸組み・鉄骨造・RC造といったあらゆる工法を採用しています。

ツーバイフォー工法とは、木造建築の工法で「木造枠組壁工法」のこと。

使用する角材のサイズが「2インチ×4インチ」であるため、ツーバイフォー工法と呼ばれます。

2インチ×4インチの角材はホームセンターで広く流通しているサイズになります。

使用する角材の規格があらかじめ決められており、広く普及しているものを使用するので、建設する方法としては既成サイズの材料を組み合わせて作り上げるという単純な工法になります。

既成品を単純な工法で作り上げることができるので、難しい技術が必要ないという特徴があります。

角材と合板を組み合わせて箱状の壁面を作っていくため、「木造枠組壁工法」と呼ばれます。

ちなみに、従来からある日本家屋は「木造軸組工法」と呼ばれる工法で建てられる事が多く、柱や梁に接合部を設けて組み上げられていました。

ツーバイフォー工法の特徴は「面」で組み上げることです。

そのためメリットも面によって構成することで生まれることが特徴になります。
具体的には次のような問題が挙げられます。

  • 耐震性・耐風性が高い
  • 高機密、高断熱である
  • 比較的工期が短い

またデメリットは、下記のようなデメリットが存在します。

  • 間取りの設計の自由度が低い
  • 開口部を大きくとることが難しい

建物の特徴についてまとめると、ローコストでありながら構造がしっかりした建物を提供していると言えます。

管理方法の特徴

多くの管理会社でアパート一棟の一括借上サービスが提供されていますが、大東建託では一括借上期間が35年と設定されています。

一括借上サービスとは:管理会社が、オーナーの全所帯を一括して借り上げ、入居者様に転貸するシステム。経営上のリスク(空室・滞納・入居トラブル)は、すべて管理会社が請け負う代わりに手数料をしはらう。オーナーは、貸主として入居者の募集からクレーム対応、入金の確認の業務から解放されながら、安定した家賃収入を確保できることが特徴。サブリースとも呼ばれる。

アパート経営を行う多くの方が銀行の融資を受けてアパートを建設します。

また10年以上を返済期間として設定していることも多いのではないでしょうか。

返済が完了して単年の収益が黒字化するにはさらに先のタイミングになります。

一括借上期間が35年というのは、銀行からの融資を返済した後に、ある程度の収入を得るための期間として十分な期間です。

またこの期間の入居者の退去に伴うクリーニングなどの原状回復費用は大東建託が負担するので、オーナーは入居者の入れ替えに伴う業務もお任せ可能。

管理方法についてまとめると、35年間の一括借上方式なので空室が発生した時に収入が下がる心配が無い事と、原状回復や修繕の費用は大東建託が負担するといったことでなるべくオーナーの負担を減らしていることが特徴として挙げられます。

大東建託は管理戸数のNo1の実績を誇る企業

今回は投資用アパートを提供する会社である大東建託の賃貸物件について解説しました。

大東建託は建設後のアパートを借り上げて管理を代行するサービスも行っているアパート経営業界における代表的な企業です。

ローコストながらもしっかりとした建物を提供し、長期間に渡るサポートを行うことに定評があります。

何と言っても管理戸数がNo1の実績が大東建託の特徴を物語っています。

大東建託の建物が気に入り、自主管理が難しいオーナーには有力なパートナーになるのではないでしょうか!

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