この記事にたどり着いたあなたは、アパート経営を行う上で、「資格や免許必要?と疑問を持っていると思います。
結論、アパート経営に必要な資格はありません(不動産の取得やアパートの建築を自分で行わないのであれば)
理由は、アパートの建設や運用管理まで、代行で行う業者に委託することができるからです。
ただ、資格を得ることのメリットは「安心と信用」を素人よりも得やすくなること。
具体的に下記3つの資格です。
- 賃貸不動産経営管理士
- マンション管理士
- マンション管理員
この記事では、3つの資格の概要を説明していきます。
資格は素人になり「信用と安心」を得られる
- 資格のメリット
- 3つの資格の概要
上記2つについて、順に説明していきます。
資格とメリット
資格を持つメリットは、業者との交渉や入居者の集め方など、アパート経営を始める上で何かと便利。
アパート経営は不動産投資の一種で。初期投資に多額の資金が必要なため、個人が簡単に始められるものではありません。
つまり、専門的な知識を持っていた方が、素人よりも「安心や信用」に繋がりやすいのです。
- 賃貸不動産経営管理士
- マンション管理士
- マンション管理員
上記3つが、アパート経営で有利な資格です。下記で、内容と身につく知識を紹介します。
①賃貸不動産経営管理士
賃貸不動産経営管理士は、賃貸アパートやマンションなどの、「管理管理業務能力」を持っていることを証明できる資格です
公平な立場で家主と入居者の間に立ち、賃貸不動産が安定して運用される為の業務能力が身につきます。
賃貸住宅で起こるトラブルを解決するだけではなく、賃貸住宅に入居者を募集して「審査」を行う業務も学ぶことができ、賃貸住宅の収益化に関する知識が得られます。
賃貸不動産を運用する上で、管理業務を行うことができる専門家が賃貸不動産経営管理士です。
2012年にスタートした試験ですが、試験初年度の合格率は「85.8%」でした。しかし、直近の2017年度では「48.3%」となっており、年々難易度が高まっている試験です。
②マンション管理士
マンション管理士は、マンションの管理組合に対して、コンサルティングで必要な専門知識を所有の証明ができる「国家資格」です。
マンションの維持で必要な、大規模修繕の技術的な判断やマンション所有者に起きたトラブル、管理組合の運営方法などについての助言を行うことができる様になります。
マンション管理組合の運営方法から契約などの法律知識、建築物に対する技術的知識などを、一通り学ぶことができます。
住民では解決できないトラブルに対応できる知識を持ち、助言を行うことができるのがマンション管理士です。
③マンション管理員
マンション管理員は、入居者の窓口対応を直接行う管理人として必要な業務能力を持つことを、検定試験によって証明された方を指します。
マンションに常駐して実質的な住民の窓口になるため、現場で起こるトラブルに対し、すぐさま解決するためのノウハウが身につきます。
定型的な業務だけでなく、その場で咄嗟に起きた問題を解決する事も求められるので、コミュニケーション能力を身につける事もできます。
日々マンションで起こる出来事に対応し、個々の入居者に対して真摯に対応する業務を学べるのがマンション管理員です。
まとめ:運用に合う資格を選ぼう!
不動産投資の初心者が、アパート経営について知識を得るために、有効な資格について解説しました。
- 賃貸不動産経営管理士
- マンション管理士
- マンション管理員
アパート運営は、資格を取得しなくてももちろん運営可能です。
ただ、素人とよりも「信用や安心」を得られるので、興味がある方はぜひ挑戦してみてください。
自分がアパート経営を行う目的や運用方針に合わせて、取るべき資格を選ぶと良いでしょう!